バイクレース規則
車両規則
基本仕様
1.ミッション付き空冷4サイクルエンジン 排気量160cc以下の市販されている車両。
2.エンジン、フレームの基本構成は市販状態とする。
3.基本仕様
・ブレーキは前輪後輪にそれぞれ安全で独立した有効なブレーキを備えねばならない。
・ハンドルは、回転角度を左右いっぱいに切った時に、ライダーの指を挟まないようにハンドルと燃料タ ンク・カウリング等に間隔を確保せねばならない。
・クラッチレバー・ブレーキレバー・フットレスト・ペダル類の先端は、丸みを帯びていなければならない
・サイドスタンドステーは、切除を推奨する。
・バックミラー・スタンド類・フロントバスケット・リアキャリア、ライト、ウインカー類は取り外さねばならない。
・アッパーカウルの着用を推奨する。着用しない場合においては、カウル ステーも
取り外さねばならない。また、アッパーカウルを装着しない場合については、ゼッケン番号を 提示するプレー トを代わりに装着せねばならない。
・1リットル以上のオイル受 け形状となっているアンダーカウルの装着を必備とする。
・カウル・燃料タンクは、ボルトもしくはピンで強固に固定せねばならない。
・オイルドレンボルト及び給油口は、緩み・脱落防止に有効な ワイヤーロックを施さねばならない。
・容量250cc以上のオイルキャッチタンクを着用せねばならない。
ブローバイガスはキャブレターに循環される事。
・容量250cc以上のガソリンキャッチタンクを着用せねばならない。
・キャブレター等が無改造な場合に限り、MR150は純正オイル、ガソリンキャッチタンクでのレース出場を
認めるが、容量250cc以上への変更が望ましい
・他のライダーに危険・迷惑を及ぼすような改造・変更をしてはならない。
・車両の排気音量は、各サーキットの規定に従う事
・ゼッケン番号は、アラビア数字に限られる。また、その判別が著しく困難と主催者が判断した場合、 その改善を
当該ライダーに指示する。
アスクルシャフト(前後とも)の固定は、ロックナットもしくは割りピンを使用すること。
タイヤは、通常の販売ルートで購入可能な物に限られる。
・フロント・リアスプロケットの両方にチェーンガードを装着する事。(MR150純正でOK)
○変更が許される箇所
車体関係
・タイヤ
・カウル、カウルステー、シート、タンクカバー、タンクキャップ、カウルステー、ガード類の取付、塗装
・着座位置変更の為の、シートレールへの加工、変更可
・ハンドル、レバー、ワイヤー、ホルダー、スロットル、トップブリッジ、ステム、ステップ
・ブレーキ関係部品
・チェーン スプロケット
・マフラー、サイレンサー
・フロントフォーク内部部品 スプリング、カラー、オイル等 ※フォーク本体の変更不可
・リヤサスペンションの変更可。但し車体側が無加工で取付できる物
・電装パーツ類(CDI・プラグ・プラグコード・発電装置・バッテリー・配線・計器類)
・各油脂類
・各ボルトナット類
・スイングアームベアリング、ホイールベアリング、ホイールカラー
・車体組付け時のクリアランス調整の為、ワッシャー追加、カラーの変更可
・不要なステー等のカット可
エンジン関係
・キャブレター本体、セッティングパーツ、マニホールド、エアフィルター、エアファンネルの取付
・オイルクーラー取付可。それに伴うクラッチカバー、オイル通路、オイルポンプの変更可
・始動装置(セルモーター、キックペダル)とそれらの関連部品の取り外し、変更可能
・エンジン内部部品の変更不可。但しパッキン等、チューニングとならない範囲で、同等品の使用を認める。
・エンジン内部の加工は不可。シートカット、バルブすり合わせ等、最低限のメンテナンスのみ可
・バルブタイミング調整の為の、カムスプロケの加工可
・オイルキャッチタンクの変更、ホースの取り回し変更、ワンウェイバルブ等の取付可
ブローバイガスは吸気へ循環方式とする
●上記記載項目以外の変更は不可。または主催側に問い合わせること。
◯その他
・車両規則は年度途中で変更されることもあり、その根拠と権限はすべて「MR-CUP」主催者に帰するものとする。